眠り姫『瞳子（とうこ）』と家族の奮闘記

４月２８日は
瞳子が天使になって
ちょうど１００日目でした。

クラスの子ども達に
「今日は先生の大切な娘の瞳子ちゃんが
天使になって１００日目なんだよ」
と話すと
一人の子が
「１００日？じゃあ天使から神様になったかも～」って。
そしたら
「すご～い。神様だって」
「先生の子どもは、神様だぁ～」
思わず笑っちゃいました

瞳子ちゃん　みんなを見守ってあげてね。







瞳子が天使になって１００日
凹んだり、泣いたり、落ち込んだり・・・
その度に、みんなに励まされ
ここまでやってきました。
っていうか、やってこれました。

どうしようもない気持ちになる時だってあります。
未だに泣いて目を覚ます時だってある。
瞳子の事想わない日はないし
毎日瞳子ポニョを抱きしめて寝ています。
瞳子の寝ていたベットも洋服も
使っていた物も
かたづけられずにいます。
それでも、少しずつ前を見て
歩いて行っています。

少しずつ　少しずつ・・・
瞳子に背中を押され
瞳子に手を引かれながら
前を向いて歩いて行っています。
やりたいことも見つかりました。

だから
この１００日を節目に
このブログを卒業し
お引っ越ししようと思います。


気持ちをあらたに・・・


新しいブログのタイトルは
眠り姫『瞳子』のひとりごとです。


今までありがとうございました。
そして、これからもヨロシクお願いします。

 
「これからも泣き虫ママのことヨロシクね♪」

４月２５日は
ＪＲ福知山線脱線事故から
４年目の日でした。

追悼式の様子を
何気なく見ていたら
息子さんを亡くされた
上田弘志さんの追悼の言葉が
耳に入ってきて
胸を打たれました。
っていうか同じ想いに
心が打たれました・・・

『年月は決して事故を忘れさせるものではなく、
悲しみは薄れるどころか、
かえって何かのきっかけで
事故当時の気持ちに
引き戻されてしまうのです。
私たちは表面上は
平静を取り戻したようにふるまっていますが、
それぞれが深い悲しみを秘め、
毎日を必死に生きているのです。
これからも事故を風化させないためにできることを考え、
世間に訴え続けていかなければならないと思っています。』

そうなのです。
表面上は平静を装っていますが
心は押しつぶされそうに苦しいのです。
「大丈夫よ～」何て言って
ケラケラ笑ってますが
本当は・・・大丈夫なんかじゃない。
ふとしたきっかけで気持ちが揺らぎ
尋常じゃない深い悲しみに
引き戻されたりするのです。

『深い悲しみを秘め
毎日を必死に生きている』
正しくその通り・・・

子を亡くした、家族を亡くした
友人を亡くした・・・
それぞれの想い。
痛いほどに切なくなりました。

どうかこれ以上の苦しみや悲しみが
起きませんように・・・

瞳子が天使になってから
３ヶ月が経ちました。
瞳子が眠っていたベットは
やっぱり空っぽで
時間だけは
当たり前のように過ぎていきます。

逢いたい思いは日に日に募り
こうやって月日は
過ぎていくんだろうなと思います。

瞳子・・・
今日は何をして過ごしましたか？
お友達とは仲良くするのよ。
寂しくなったらいつでも帰っておいで。
待ってるよ。


今日のキャラ弁はリサとガスパールです

昨日、職場で
救命救急講習なるものがありました。
大丈夫だと思ったんです。
平気だと思ったんです。
だから参加したのに・・・
でも・・・ダメでした。。。

あの日の瞳子とダブってしまって・・・

ドキドキしてきて
呼吸ができなくなって
手が震え
涙がでてきて
その場に居る事さえ苦しくなって
教室を出てきてしまいました。

自分でもビックリするくらいでした。

大きな声で叫びたい衝動に駆られました。
その後涙が止まらなくて
苦しくて、苦しくてしょうがなかった・・・
溢れる感情をぶつけるところが無くて
いてもたってもいられなくて
年休届を出して
帰って来てしまいました。

弱っちい自分に
情けなくなりました。
でも、そんな私も私なのです。

お家に帰って来て
瞳子の遺影の前で
思いっきり泣いたら
少しだけスッキリ。
「明日から頑張るぞ」って
気持ちになれまいした。

本当に手のかかるママです。
ごめんね。瞳子


まったく～ママ　何やってるの。。。

瞳子に見せてあげたくて・・・
ひまわりを植えました。
先日、その花が咲きました～
元気いっぱいのひまわり。

ちょうど瞳子のお部屋から見えるので
朝は玄関のドアを全開にしています。


瞳子～見て～
きれいだねぇ・・・



 


新学期が始まってからもうすぐ２週間。
何となくやりたい事が見えてきました。
私にしかできない事。
瞳子が生きていた証。
やらなきゃいけない。
よっし!!
家庭訪問が終わったら
取りかかろう。

瞳子　ママやるからね。
見ていてね。

昨日、めでたくお兄ちゃんが
小学生になりました。
ピカピカの１年生です。

心も身体も一回り成長した
お兄ちゃんを見ることができました。



お兄ちゃん
あなたは瞳子の自慢の
お兄ちゃんですよ。




今日は、元気よく
「行ってきま～す」っと言って
登校して行きました。
去年の今頃は
「幼稚園行きたくな～い」って
泣いていたのに・・・
本当にお兄ちゃんになりました。


１歳の頃のお兄ちゃんです


お兄ちゃん
お友達をいっぱつくって
楽しい学校生活を送ってね。

瞳子が天使になってから
下ばかり向いて歩いて来ました。
凹んだり起き上がったり
泣いたり、悔やんだりの毎日でした。
それでも朝は当たり前のようにやって来て
私だけ足踏みばかり
前に１歩進んでは２歩下がって・・・
そうやって毎日を過ごして来ました。

そんな私を瞳子が心配したのかな。
「ママ、これじゃあいけないよ。
そろそろ前を向いて歩いて行って。
そうじゃないとわたし心配で、
天国で楽しんでられないわ～」って
私の背中をポ～ンっと押してくれたのです。

私・・・
お仕事復帰しました。
久々の現場に不安もあったけど
瞳子がぜ～んぶ準備してくれたみたい
全てが完璧にそろってました。

ありがとう。瞳子
ママ頑張るよ。
瞳子が天国でも自慢できるように
頑張るからね。



無理をしないで
楽しみながら
のんびりやっていきますか～
何だか、瞳子に仕組まれたみたいで
悔しいなぁ～

瞳子、
ママ・・・
あなた会いたいだけなの。
ただそれだけなの・・・

なのにそれさえも叶わない。



会いたい。
一目でいい。
ただ会いたいだけ・・・

元気ですか？

お兄ちゃんのおもちゃの携帯
どうやら天国の瞳子に
繋がるらしいのです

・・・って
えぇぇえ～
瞳子、携帯持ったの?
いつの間に???
ママ初耳なんですけど～

この前お兄ちゃんが
「瞳子に電話しよ」って
電話してましたが
「只今電話に出られません・・・だって
何やってるんだよ。瞳子は!!」って
かなりご立腹。
しばらくして、もう一度電話。
次は、どうやら繋がったらしい。

お兄ちゃん「さっき電話したんだけど・・・」
瞳子「はるにゃ～達と鬼ごっこしてて逃げてたの」
お兄ちゃん「そうなの～」
瞳子「今もやってるの。だから 後でね」
プチッ・・・プープープー
そのやりとりに思わず笑ってしまいました

お兄ちゃん、ママに瞳子の携帯番号教えて～

本当に涙もろくなりました。

まぁ、前から泣き虫だったけど
この頃それがピークになっています。

ラジオから流れてきた
一青窈の「ハナミズキ」を聴いては泣き・・・
から始まり
お友達のメールで泣き
みんなのコメント見て泣き
瞳子の事想って泣き
お友達のブログを見て泣き・・・

嬉し涙
悲し涙
悔し涙
泣き笑い涙

いろんな涙を流しています。

これでもか、これでもかと
流れ落ちる涙に
今は、身を任せようと思っています。

・・・とまぁ言っておりますが
泣くのは一人の時だけ。
お兄ちゃんが帰ってきたら
口やかましい鬼ママに大変身です。


泣いている瞳子を、もっともっと抱っこしてあげればよかった・・・



明日は、お友達の子どもを預かるので
泣く暇はないかな。